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ＣＤ(アルバム) 『(合輯) 新國民美少女 相愛』 台灣滾石唱片股份有限公司 UAAD-001 （1996年） |
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李嘉初めてのコンピレーション・アルバムである。
天王唱片時代の妹分の何雨雯と邱心儀がアルバムに参加している。
年齢の上では、李嘉と何雨雯がほとんど同じで、当時19歳。
邱心儀は３歳年下であるが、彼女の歌唱力が抜群なのには驚いた。
一方、何雨雯はビジュアル向きで、歌はイマイチの感がする。
李嘉はその中では一番小柄なので、とても３人の中での姉貴分には見えない。
まあ、それぞれ個性のある「新國民美少女」３人である。 第一曲目「媽媽送我一把吉它」は1970年代の歌手蔡咪咪のヒット曲。 それをロックンロール調にテンポを上げて、さらに歌詞も追加して、 ３人合唱で歌いまくっている。 ６曲目の「相愛」は各人のソロも入るので、それぞれの声がよく分かる。 やはり李嘉の声が一番イキイキとしている。 邱心儀もよい。 李嘉のソロでは、３曲目の「我甘願」の熱唱もさることながら、 やはり７曲目の「幸福永遠在」が最高であろうか。 特に高音部での声の転がしが絶妙で、思わずうっとりしてしまう。 また邱心儀の場合は、歌唱力があるので、どんな曲でも歌いこなす。 もちろん「小河流」や「秒針」のようなスローバラードもいいが、 特に「不要欺負女生」のようなアップテンポの曲に彼女の実力が発揮されているような気がする。 |