彭莉與黃思婷攜手合作佛教歌曲 (2003年06月02日)

【台灣報導】粽葉飄香,後天就是端午節了。篤信佛教的歌手彭莉和黃思婷接到法師送的祈福繡花粽,十分歡喜。她們決定延伸這份關心,和家人一起包粽子,送給新竹一家育幼院,還計畫到陽明山老人院陪老人唱歌,播放心靈音樂、演唱她創作的「綠度母」佛教歌曲:「雁鳥在天空自由飛,折翼了也要往南追。...我快樂因為你笑臉,我心疼因為你流淚..。」
SARS疫情中,經濟不景氣,但是,歌手彭莉和編曲家張乃仁投資了新台幣三千多萬元(近一百萬美元),在台北市中山北路開設的「央金音樂製作公司」卻有著接不完的案子。在十坪大的工作室裡,彭莉忙著製作好友黃思婷演唱的「綠度母」佛教歌曲專輯,準備在九月出版上市;還忙著洽談客家電視台的綜藝節目主持工作;忙著籌拍一齣偶像劇和「了凡四訓」;忙著為歌手、廣播人錄音;忙著創作市場上需求愈來愈多的「心靈SPA」音樂。
忙碌中,彭莉最愛在她的錄音工作室中禮佛。工作室裡有如佛堂,供奉佛像、門上書寫著「心經」,許多到這裡錄音的藝人都喜歡這份安靜。許效舜還特別揮毫,寫下「樂神」二字。彭莉和黃思婷多年來在歌壇力爭上游,兩人都曾在工作與愛情受到挫折,徬徨無助,後來在佛經的智慧中,體悟到「慈悲喜捨」的意義,結為好友。這兩年來,她們不但攜手合作,還一起到台東育幼院、老人院;台中盲童學校、台北新店孤兒院、陽明山老人院..陪孩子、老人唱歌,默默的傳遞一份溫暖。
彭莉進演圈十年,黃思婷十三年;彭莉出過四張專輯,黃思婷出過六十多張專輯;兩人都談過遠距離的戀愛,彭莉和旅居加拿大的男友相戀十多年,傷心結束;黃思婷和遠在美國的男友愛到最後,也沒有結果;再加上演藝圈競爭激烈、不安的環境,兩人都曾傷痛到無法入眠。是虔誠的信仰,讓她們得到安慰,也開始體會佛家的愛,默默的進行對社會的關心。
「師父說,唱好歌就是最好的『語布施』。」彭莉和黃思婷說,這是她們的體會和夢想。她們都是流行歌壇的實力派歌手,現在陸續開始從事佛教音樂。黃詩婷為了「綠度母」專輯吃素、誠心禮佛,終於唱出彭莉要求的「身心安頓」的平安聲音;彭莉則從付出關懷中,找到創作詞曲的天籟靈感。

彭莉と黄思婷が手を携えて、仏教歌を共同制作 (仏教新聞 2003年06月02日)

【台湾報導】粽(ちまき)の葉も香わしく漂っています。明後日は端午節になります。仏教信仰にあつい歌手の彭莉と黄思婷はお坊さんが送った「祈福繍花粽」(縁起ちまき?)を手にして、大喜びでした。彼女たちはこの気持ちをもっと広げることにしました。家の人といっしょに粽子を包み、新竹一家育幼院に送ること、さらに陽明山老人院に行き、老人たちといっしょに歌を歌うという計画です。心霊音楽を流し、彭莉が創作した「緑度母」の仏教歌を歌います。「雁(かり)は天空を自由に飛び、翼を返し、南の方へ追って行くでしょう。..あなたの笑顔を見るのは楽しいし、あなたの涙を見れば心は痛む..。」
SARSの広がる中、経済は不景気です。しかし歌手の彭莉と編曲家の張乃仁が3000万元以上(約100万米ドル)を投資して、台北市中山北路に設立した「央金音楽製作公司」は次々と仕事をかかえています。80坪の広さのスタジオの中で、彭莉は親友の黄思婷が歌う仏教歌アルバム「緑度母」の製作で忙しく、9月のリリースに向けて準備中です。また客家電視台のバラエティ番組の司会の仕事の話でも忙しい。またアイドルドラマと「了凡四訓」(?)のコマ撮りでも忙しい。歌手やアナウンサーの録音の仕事も忙しい。創作市場で需要がますます高まって来ている「心霊SPA」音楽でも忙しい。
忙しくても彭莉が録音スタジオの中で一番好きなことは礼拝です。スタジオの中には仏堂のようなものがあり、仏像を安置しています。扉の上には「心經」と書いてあります。録音のためここにやって来る多くの芸人はみなこの安らぎと静けさが気に入っています。許效舜もまた特別に筆をふるって、「楽神」の二字を書きました。彭莉と黄思婷はこの数年來、歌の世界で目標を高く努力して来ました。二人はいずれもかって仕事と恋愛で挫折をし、彷徨無助(さまよえど助け無し?)し、やがて仏経により智慧を借り、「慈悲喜捨」の意義を身をもって悟り、親交を結んだのです。この二年ほど、二人は手を携えて働きました。また一緒に台東育幼院、老人院、台中盲童學校、台北新店孤兒院、陽明山老人院などを訪れ、子供や老人といっしょに歌を歌い、ひたすら暖かい心の交流を続けています。
彭莉は芸能界に入って10年、黄思婷は13年。彭莉は4枚のアルバムを出し、黄思婷は60枚以上のアルバムを出しました。二人はどちらも遠距離恋愛を語ってくれたことがあります。彭莉はカナダに住んでいるボーイフレンドと10年以上の恋愛をしたが、傷心の結末になったそうです。黄思婷は遠くアメリカに住んでいる男友達に恋したのが最後で、やはり結果は何もありませんでした。芸能界の競争も熾烈さを増して来ました。不安な環境に、二人はどちらも精神的ショックを受けて、あまりよく眠ることもできませんでした。しかし敬虔な信仰が彼女たちに安らぎを与え、仏徒の愛を体験し始めたのです。ひたすら社会に対して関心が向くようになりました。
「師のお話では、良い歌を歌うことは最良の『語布施』(言葉の施しもの)である。」と彭莉と黄思婷は言います。これは彼女たちの体験と理想でもあるのです。彼女たちはどちらも流行歌の実力派歌手ですが、今や仏教音楽をすることになりました。黄思婷は「緑度母」アルバムのために素食や、心を込めて仏の礼拝をして、ついに彭莉が求める「身心安頓」(身も心も落ち着いた)の安らかな声で歌い出すのです。彭莉は注意を払いながらも、自分の創作詞曲に天声霊感を見い出しています。


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